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全原発廃炉を 年金者組合が声明

 全日本年金者組合は23日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働に向けた動きに抗議し、政府にすべての原発の廃炉を求める声明を出しました。

 元日に発生した能登半島地震は、原発事故が起こった場合、避難は不可能であることを教えていると指摘。

 世界で初めての地震による柏崎刈羽原発被災(2007年)、駿河湾地震による中部電力浜岡原発の揺れ(09年)、世界で初めての地震・津波による東京電力福島原発過酷事故(11年)、能登半島地震などを教訓にすれば「地震列島で活断層が無数に存在する日本列島からすべての原発を廃炉する必要がある」としています。

(「しんぶん赤旗」2024年4月24日より転載)