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原発回帰の逆流許さない・・長野 藤野比例候補キャラバン開始

議席奪還への決意を語る(左から)藤野氏と、ながせ氏、毛利氏=2日、長野県下諏訪町

 解散・総選挙含みの政治情勢の中、衆院比例北陸信越ブロック(定数10、1減)で「前回失った党の議席奪還へ、全力を尽くします」と藤野やすふみ比例候補・前衆院議員は2日、長野県内の街頭を3日間駆けるキャラバン宣伝を開始しました。

 初日は大雨の影響で予定を一部変更。藤野氏は飯田、伊那の両市、高森、下諏訪の両町、下條村で訴えました。

 今国会で悪法が次々と強行される中、藤野氏は特に原発推進等5法は、日本の原発の約半分が集中する北陸信越ブロックの未来にとっても極めて危険なものだと批判。「国会にいた7年間で言えば、最も数多く原発問題の質問をした議員が私だった。原発回帰の逆流が強まる今こそ、もう一度この仕事をやらせてほしい」と訴えました。

 伊那市の集会の質疑応答に関連して藤野氏は、このほど能登地方地震の被害調査を行ったと報告。「過疎化と高齢化、空き家被害の問題が大きいと感じた」と振り返り、党として防災対策の強化に力を入れると述べました。

 下諏訪町の集会には、ながせ由希子衆院長野4区候補が勝利を目指し決意表明。毛利栄子県議も駆けつけました。県議選で大健闘した熊谷美香氏(飯田市、高森町、下條村)、瀬戸純氏(伊那市)や小林伸陽・元県議(同)らが応援演説しました。

 藤野氏は今月中に新潟、富山、石川、福井の4県でもキャラバンに取り組みます。

(「しんぶん赤旗」2023年6月3日より転載)