原発推進等5法案(GX電源法案)をめぐり、参院の委員会での採決が近日中にも狙われるなか、国際環境NGO「FoE Japan」など複数の市民団体は29日、同法案の廃案を目指し、参院議員会館前で、「原発GX反対」「採決するな」「福島を忘れるな」とコールをあげました。日本共産党の岩渕友参院議員が駆け付け、あいさつしました。70人が参加。
鹿児島県の川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長は、オンラインで参加。運転期間が延長されようとしている同原発にふれ、「法案が通れば市民のいのちと暮らしが守られなくなる。国民を犠牲にする法案は廃案にするしかない」と訴えました。
「FoE Japan」の満田夏花さんは「危険な老朽原発の運転延長は絶対に受け入れられない。将来世代の生活と暮らしがかかっている。今こそ廃案に追い込もう」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2023年5月30日より転載)