日本共産党嶺南地区委員会 > しんぶん赤旗 > 安全区域「合意間近」・・IAEA ザポロジエ原発巡り

安全区域「合意間近」・・IAEA ザポロジエ原発巡り

ウクライナ南部のザポジエ原発=9月11日、エネルホダル(AFP時事)

 【ブリュッセル=時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は12月2日、ロシア軍が占領しているウクライナ南部ザポロジエ原発の「安全・保護区域」設置を巡り、「(合意は)間近だ」との認識を示しました。ロイター通信が伝えました。ロシアが条件付きで原発から撤退するとの報道もあり、ウクライナ侵攻に伴う原子力災害への懸念が和らぐ可能性が出ています。

 ロイターによると、グロッシ氏はローマで開かれた会合で、ザポロジエ原発について「爆破するという愚行を止めるための提案を交渉している。すべてを明らかにはできないが、私は(交渉に)関与している」と説明しました。

 ザポロジエ原発は欧州最大規模で、ロシア軍が2月の侵攻後に制圧。原発周辺の砲撃で外部電源の喪失が相次いでおり、IAEAは安全・保護区域の設置を求めてきました。

 独立系メディア「メドゥーザ」は2日、ウクライナでのロシア産石油・天然ガスの輸送が保証されれば、ロシアのプーチン政権が原発撤退を決める可能性があると報じました。

(「しんぶん赤旗」2022年12月5日より転載)