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原発運転期間“延長すべきだ” 自民・石井氏

 自民党の石井正弘参院議員は10月19日の参院予算委員会で、原発の運転期間について「法改正をして延長してはどうか」と質問し、政府の原発推進をあおりました。

 石井氏は、日本は東京電力福島第1原発事故を受け、「運転期間は40年、延長は20年までとする法律を制定した」「米国、英国、フランス、韓国はいずれも運転期間を定めていない」と指摘。日本もエネルギーの安定供給をはかるため、運転期間を延長すべきだと主張しました。

 西村康稔経済産業相は、第2回GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議での岸田文雄首相の指示を踏まえ、「運転期間のあり方をはじめ必要となる制度整備について、資源エネルギー庁の審議会において議論をおこなっている」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2022年10月20日より転載)