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9・19大集会 参加者は― 国葬・戦争・原発全部ダメ・・全国から熱い思い

プラカードを掲げてアピールする「さようなら戦争さようなら原発9・19大集会」の参加者=19日、東京都渋谷区

 台風が接近し、時おり強い雨が打ち付ける不安定な天候のもと、代々木公園で19日行われた9・19大集会には1万3千人が駆け付け、参加者らは安倍晋三元首相の「国葬」に反対し、改憲発議と大軍拡を止めようと決意を固めあいました。

 横浜市都筑区の岸順子さん(67)は、ウクライナの国旗の色に染めたオリジナルTシャツを身に着け来場。「今回、集会やデモを盛り上げたいと初めて参加しました。『国葬』、戦争、原発、全部反対です」と話し、持参した太鼓を鳴らして、壇上で行われるスピーチに盛んにエールを送っていました。

「消費税下げて」

 東京都世田谷区の中谷田鶴さん(73)は、「『国葬』には絶対反対です」ときっぱり。「年金暮らしで生活が大変。食品も値上がり、量が半分になったものもあります。生活が成り立たなくなるかもと不安です。消費税を下げてほしい」と訴えました。

 「今からでもやめられるのに、『国葬』を強行する。意固地になっているのでは」と語ったのは、三重県保険医協会の梅村忠司副会長。「『国葬』は無謀なこと。その費用を、医療費に回してほしい。特に歯科医師は生活が苦しい。今日は、いてもたってもいられず、台風の中でも東京まで来ました」と話しました。

 東京都府中市の斉木小弓さん(70)は「9月19日ということで、7年前を思い出します。安倍さんは首相在任中、ひどいことを繰り返し、うそをついてきた。それなのに、亡くなってからも『国葬』ということで税金を使うのかという怒りがあります」と思いを語りました。

「再エネ推進を」

 福島市から来た中学校教員の男性(43)は、東京電力福島第1原発事故の現状について「放射能汚染水が増え続けているし、廃炉作業にめどが立たない。周辺市町村では、人が住めない地域がある」と批判。脱原発して再生エネルギーを推進する必要があると語りました。

 原発事故から10年以上がたち、風化を感じます。「いま、事故を知らない生徒も多い。少し前なら『避難していた』という声もありました」と言います。生徒に機会を見つけては原発問題を話題にしてきたと述べ、こう話しました。「福島の現状と、原発再稼働を進める政府の動きを伝えながら、生徒に考えてもらっています」

 埼玉県所沢市から、6歳と8歳、9歳の子どもを連れて来場した父親(35)は、自公政権が進める「敵基地攻撃能力」の保有や軍事費倍増は「戦争の危険性が高まるだけだ」と強調します。

 平和な社会でいるには憲法9条を生かした外交しかないと述べ、「将来、子どもたちがどんな社会で生きるかという問題。今の政府のままでは、徴兵制もできて子どもたちが戦争に参加するようになる」と危機感をあらわにしました。

 5歳の孫がいる東京都大田区の下山田千栄子さん(65)は「戦争になれば子どもが巻き込まれる。平和であるには憲法9条が大事。改憲をさせないために、地元での署名活動をこれからもがんばりたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2022年9月20日より転載)