青森県大間町で7月31日、第14回「大間原発反対現地集会」(主催=同実行委員会)が開かれました。
コロナ禍で2020年は中止、21年はウェブ開催となり、今回は3年ぶりに建設中の大間原発敷地に隣接する共有地(大間原発に反対する地主の会・所有地)での開催でした。
同場所では、前日から「大MAGROCK」(反核ロックフェスティバル)が開かれ、県内のほか北海道や福島など全国各地から、両日で約250人が参加し、「原発いらない」のコールを響かせました。
集会では、反原発・核燃運動に取り組む市民がリレートークし、大間原発訴訟の会(函館市)の竹田とし子さんは「一日も早く『原発を止めた』と言えるように頑張りたい」と力強く訴えました。
日本共産党の紺谷克孝函館市議が参加し連帯あいさつをしました。
集会後のデモ行進では、強い日差しで腕や顔を真っ赤にさせながら「大間原発は大間違い」のプラカードなどでアピールしました。
職場の同僚8人と、「核燃反対」と書かれたマグロの絵を背負って歩いた男性(34)は「現地で声を上げることができて良かった。岸田首相が表明した9基の原発再稼働には反対です」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2022年8月2日より転載)