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“老朽原発動かすな” 福井 美浜3号再稼働反対集会

横断幕を掲げて行進する中嶌氏(最前列真ん中)、日本共産党の猿橋巧おおい町議(同左)、山川知一郎あわら市議(同右)の各氏ら=24日、福井県美浜町

 関西電力が8月上旬にも狙う再稼働を許さない「老朽原発・美浜3号うごかすな!現地全国集会」が24日、福井県美浜町で開かれ、県内外から約300人が参加しました。実行委員会の主催。参加者は、美浜町内をデモ行進し、関西電力原子力事業本部前で「老朽原発動かすな」と、抗議の声を上げました。

 集会では、中嶌哲演明通寺住職が「再稼働直前の緊迫した現状と、過酷事故になれば関西圏1450万人の水がめである琵琶湖が汚染される危険を訴え、運動を盛り上げて再稼働をストップさせよう」と開会あいさつを行いました。

 オール福井反原発連絡会は11日、美浜3号機を運転再開させないことを杉本達治知事に求めるよう大森哲男県議会議長宛てに要請書を提出しました。会によれば、大森議長からは「昨年春に地元合意の結論が出ている。再稼働に際して知事の同意は必要ない」との回答があり、面会も拒否しています。

(「しんぶん赤旗」2022年7月26日より転載)