岐阜市で11日、43回目の「さよなら原発パレード」が行われ、約120人の市民が参加しました。2011年6月11日から3カ月ごとに開催する集会は丸11年となりました。
伊藤久司代表は、5月16日に岐阜市名鉄岐阜駅前で「美浜老朽原発再稼働の賛否を問うシール投票」を実施し、再稼働に「賛成8、反対61、どちらでもない23」で、高校生が多く投票したが3人中2人が反対の意思を示したのは大きいと指摘。「やっぱり危ない原発。私たちは核と共存できない」と訴えました。
脱原発、中電株主といっしょにやろう会の安楽知子さんが「地震は止められない。でも原発は止められる」と訴え、京都から駆けつけた老朽原発うごかすな実行委の木原壯林(そうりん)さんが「老朽原発完全廃炉を突破口に、原発のない明日を実現しよう。参院選の争点に押し上げよう」と呼びかけました。
参加者は「やめよう原発、とめよう再稼働」とコールし、鳴り物入りで市内をデモ行進しました。
(「しんぶん赤旗」2022年6月12日より転載)