「ウクライナに平和を! ロシアは原発に手を出すな 福島原発事故から11年 さようなら原発首都圏集会」が16日、東京都江東区の亀戸中央公園で行われ、2300人(主催者発表)が参加しました。
主催は、「さようなら原発」一千万署名市民の会。
呼びかけ人の鎌田慧、落合恵子の両氏があいさつしました。
鎌田氏は、危機に乗じた軍拡・改憲、「核共有」論や非核三原則の「見直し」論を批判。原発ゼロ、非核三原則の順守、核兵器廃絶の運動を広げていこうと訴えました。
落合氏は「声をあげる人が1人、2人と広がれば社会は必ず変えられる」と強調。「福祉を削り、防衛費が膨らみ続ける社会に“おかしい”の声をあげよう。私たちの手で平和を守ろう」と呼びかけました。
福島原発刑事訴訟支援団の宇野朗子さんは、政府の海洋放出の方針を批判。刑事裁判で「なぜ事故が起きたか、誰に責任があるか明らかにし、責任を取らせることが同じことを繰り返させないことにつながる」と述べ、訴訟への支援を呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2022年4月17日より転載)