原発と核燃料サイクルの即時中止を求める院内集会が12日、衆院第1議員会館で行われました。
核燃料サイクルは、原発の使用済み核燃料からプルトニウムなどを取り出し、燃料として再利用する政府の政策。高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉、六ケ所再処理工場のたび重なる操業延期などですでに破綻した政策です。
集会では、日本共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組の議員が発言しました。
日本共産党のいわぶち友参院議員は「電力の安定供給」を口実に再稼働に突き進む岸田政権を批判。「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」を紹介し、「原発をやめ地域と共生する再生可能エネルギーの普及がかぎです」とのべるとともに「すでに破綻した核燃料サイクルは原発とともに撤退するのが当然です」と強調しました。
主催は、脱原発政策実現全国ネットワーク。参加者は、原発、再処理工場、高速炉計画などについて省庁から聞き取りを行いました。
(「しんぶん赤旗」2022年4月13日より転載)