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基地・原発なくそう・・京都府北部 かじかわ知事候補訴え

京都協立病院前で訴える、かじかわ候補(左)と門氏=30日、京都府綾部市

 4月10日投開票の京都府知事選で勝利をめざす、「つなぐ京都2022」の、かじかわ憲候補(62)=無・新、日本共産党・緑の党府本部推薦、新社会党府本部支持=は30日、府北部を回り、「府民の命を脅かす京丹後市の米軍基地、若狭の原発はなくすしかない。ご一緒に府政を変えましょう」と訴え、支援を呼びかけました。

 綾部市の京都協立病院前では、前院長で2010年京都府知事選候補者として奮闘した門祐輔医師がマイクを握り、「府北部でも第6波で多くのコロナ感染者が出た。綾部市は保健所が舞鶴市と統廃合されたが、地域ごとに対応も異なり、命を守る上で身近な保健所は欠かせない。かじかわさんは保健所を元に戻すと言っている。ぜひ勝利してほしい」とエールを送りました。

 それを受けた、かじかわ候補は「保健所、土木事務所を復活し、府民の命と安全を守る。子どもの医療費無償化、学校給食無料化などを進め、命を守り育む府政を実現します」と力を込めました。

 同院に勤める薬剤師の男性(26)は「国は高齢者の医療費2割負担を進めるが、生活が苦しく受け入れられない高齢者が大勢いる。そこに支援してくれるような、人に優しい府政になってほしい」と期待を寄せました。

(「しんぶん赤旗」2022年3月31日より転載)