日本維新の会の音喜多駿議員は9日の参院予算委員会で、ウクライナ情勢に伴うエネルギー価格の高騰に乗じて、「緊急事態だから、審査中の原発でも条件付きで審査と再稼働を同時並行で認める法改正に踏み込むなど、あらゆる手段を用いて原発再稼働を早めることを国が検討すべき段階だ」と政府に迫りました。
音喜多氏は、「原発の再稼働を含めて、抜本的なエネルギー政策の見直しが迫られている」などと主張しました。
萩生田光一経済産業相は、安全審査の基準は規制委が一元的に掌握するもので、経産相の立場で意見は述べないとしつつ、再稼働が円滑に進むよう粘り強く取り組むなどと述べました。
(「しんぶん赤旗」2022年3月10日より転載)