日本維新の会の浅田均議員は1月21日の参院本会議で、岸田文雄首相に対し、破綻した「構造改革」や小型原子炉の検討などの悪政推進を迫りました。
浅田氏は「構造改革が今こそ求められている」「ところが、岸田総理は、新自由主義的な政策の是正を掲げ、依然として改革に後ろ向きのようにみえる」などと述べ、労働や農業などの分野でのいっそうの規制緩和を迫りました。
浅田氏は、日本国内でも小型原子炉に関する議論が始まっており、地産地消型の電力として小型原子炉を検討する時期がきているなどと主張しました。
岸田首相は、「小型炉や高速炉をはじめとする革新原子力の開発などの取り組みを着実に進めたい」と呼応し、原発に固執する姿勢を示しました。
(「しんぶん赤旗」2022年1月22日より転載)