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原発推進政権代えよう・・官邸前 スピーチ次々

「原発やめよ」「子どもの未来を守ろう」と訴える参加者=17日、首相官邸前

 市民の声で原発のない日本を実現しようと17日、首相官邸前で「原発いらない金曜行動」が行われました。主催は、実行委員会。180人(主催者発表)が参加し、「原発いらない」「老朽原発動かすな」と声をあげました。

 参加した市民がスピーチしました。

 商社九条の会の仲内節子さんは、原発推進に関わった商社に勤務し、「危険を知りながら声をあげてこなかった」と語り、福島原発事故以降、首都圏反原発連合(反原連)の抗議に参加してきたと報告。参加者同士の交流も紹介し、引き続き声をあげていくと語りました。

 かごしま反原発連合の松元成一さんは、自民党総裁選に触れ「どの候補も原発推進であり、誰が次の総裁になっても何も変わらない」と強調。総選挙を前に鹿児島県内四つの小選挙区すべてで共闘が整っていると述べ、「総選挙で自民党政権を倒し、原発をなくそう」と呼びかけました。

 ほかにも、東京電力福島第1原発での「多核種除去設備(ALPS)」のフィルターの破損を隠していた東電の姿勢を批判し「原発を動かす資格はない。柏崎刈羽原発の再稼働など許されない」などの訴えがありました。

(「しんぶん赤旗」2021年9月19日より転載)