日本共産党石川県委員会は18日、金沢市香林坊アトリオ前で山添拓参院議員を弁士に迎えて街頭演説を行い、総選挙で藤野やすふみ衆院議員(北陸信越比例候補)の議席絶対確保、初のブロック2議席で政権交代を果たそうと呼びかけました。街頭演説はオンラインで同時配信しました。
今度の総選挙で「経済効率を優先し、自己責任を押しつける政治を変えよう」と訴えた山添氏は消費税増税、社会保障費削減を進めてきた安倍・菅自公政権を批判。所得の低い人ほど負担が重い消費税の5%への減税など、公正な経済を野党の新しい政治で実現したいと述べ「そのためにも、大企業から1円も献金を受け取らない共産党を伸ばしてほしい」と呼びかけました。
藤野氏は、自民党総裁候補全員が原発再稼働容認の立場と批判。「ぶれずに原発ゼロを追求する共産党の躍進が、原発固執の政治から原発ゼロ、気候危機問題に本気で取り組む政治に転換する一番の力」と強調しました。
亀田りょうすけ(石川1区)、坂本ひろし(同2区)の両小選挙区候補も決意表明。佐藤正幸県議が司会を担当しました。
演説を聞いた金沢市の男性(67)は「能登には志賀原発がある。原発のない社会を築くため、原発反対の国会議員を増やしたい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2021年9月19日より転載)