「ストップ川内(せんだい)原発!3・11 鹿児島実行委員会」は11日、薩摩川内(さつませんだい)市に立地する、九州電力川内原発1号機の再稼働から6年になるのに合わせて同原発ゲート前で集会を開き、一刻も早い稼働停止、廃炉を訴えました。
1号機は6年前の8月11日、福島第1原発の過酷事故後、日本のすべての原発が運転停止する中で、全国の原発に先駆けて再稼働されました。1号機は2024年7月に、2号機が25年11月に、それぞれ運転開始から40年の法定運転期限を迎えることから、九電は20年の稼働延長をねらっています。
参加した約50人が、雨の降りしきる中、「延長運転反対」「どんどん増える核のゴミ」とシュプレヒコールを上げ、地元住民などが次々とマイクを握り、「子どもたちに安全な故郷を手渡すのがおとなの責任」などと訴えました。
向原祥隆共同代表は「県民は絶対に、20年の運転延長は許しません」と力を込めました。
日本共産党の、まつざき真琴衆院九州・沖縄ブロック比例(鹿児島2区重複)候補、井上勝博薩摩川内市議、園山えり鹿児島市議、山口初美日置市議、木下香里いちき串木野市議候補が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2021年8月12日より転載)