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古里取り戻す足場築いた・・福島の津島訴訟原告ら 勝利まで頑張る

国の責任をめぐる原発避難者訴訟の判決

地裁郡山支部

 東京電力福島第1原発事故に伴い帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民(640人)が、国と東電を相手に訴えた訴訟。30日、福島地裁郡山支部の前には、原告や支援者らがつめかけ、国と東電の責任を認めた判決を受けとめました。

 原告の一人、三瓶春江さんは「私たちがやってきたことが分かってもらえた。悪い結果にはならないと思ってきた。いい結果になりましたが、原状回復が認められなかったことで、私たちは古里に帰れないままです」と判決の不十分さを悔やみます。

 法廷で判決を聞いた原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員の伊東達也さん。「原告の全員が帰還困難区域の住民です。国と東電の責任を断罪したことは大きいです。『中間指針』では不十分といったことは良かった。東電は『払いすぎている』と主張しているが、これを否定している。大きな意義を持つ。私たちが勝ち取った成果だ」と述べています。

 早川篤雄・避難者訴訟原告団長は「大変うれしい。全国のたたかう仲間と勝ち取った成果です。これまで以上団結してたたかいぬきたい」と語っています。

 原告の馬場績さんは「古里を取り戻す足場を築いた判決だ。これからも全国の支援を受けながら勝利するまで頑張る」と決意を述べました。

(「しんぶん赤旗」2021年7月31日より転載)