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汚染水 海に流すな・・党道委勤務員がスタンディング

反響を呼ぶ勤務員支部のビラ=16日、札幌市

 菅政権が東京電力福島第1原発から出るトリチウム汚染水の海洋放出を閣議決定したことに抗議し、日本共産党北海道委員会の勤務員支部は16日、札幌市の地下鉄北13条東駅前でスタンディングをしました。はたやま和也前衆院議員も参加しました。

 昨年10月の大通公園での宣伝に続く2回目の行動。「海に流すな 汚染水」「汚染水の海洋放出に抗議します」と書いたブルーのプラスターを掲げ、アピールしました。下校中の学生たちがプラスターに注目し、「頑張ってください」と声援を送り、車から手を振るドライバーが相次ぎました。

 「汚染水海洋放出にNO」と訴えたビラを配布。処分方法が確立していない汚染水は、専門家の英知を集めて研究・開発を進める必要があるとして、これ以上の「負の遺産」をつくらないため、市民と野党の共闘で「原発ゼロ」をめざす野党連合政権を実現しようと呼びかけています。

 3人連れの高校生が「薄めて流せばいいと言うけど、流す汚染水の量は同じでは」と聞いてきました。メンバーは「何よりも海に流さない立場で、科学的に見通す力をつけて対応することです」と対話し、高校生は「読んでみます」とビラを持ち帰りました。

(「しんぶん赤旗」2021年4月18日より転載)