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原発マネー無縁の党・・新潟 藤野・たいら氏が宣伝

車上から総選挙勝利の決意を訴える(左から)たいら、藤野の両比例候補=11日、新潟市西区

 日本共産党衆院北陸信越比例候補の藤野やすふみ衆院議員と、たいらあやこ氏(新潟2区重複候補)は11日、新潟市内6カ所でキャラバン宣伝し「日本共産党の躍進でコロナ禍から命と暮らしを守る政治の実現と政権交代を」と訴えました。

 藤野氏は、PCR検査の抜本的拡充、医療機関の減収補填(ほてん)、自粛と一体の補償を求めてきた党の提案に菅政権は背を向け、第4波を招いたと批判。▽コロナ禍で最も必要な病床を消費税を使って減らす▽75歳以上の医療費2倍化―など、命と健康を軽んじる政治を転換しようと呼びかけました。

 柏崎刈羽原発で相次ぐ重大事案については▽東京電力に原発運転の資格も能力もない▽約1年で80回も来県して再稼働の「地ならし」をしてきた政府の責任は重大―と批判。知事選や参院選で何度も再稼働ストップの審判を下してきた新潟県民と野党共闘の力を恐れた動きだと指摘し、総選挙で、原発マネーに無縁な日本共産党を比例で大きく伸ばし、自身の3期目勝利と新潟2区のたいら勝利で原発ノーの審判を下そうと呼びかけました。

 たいら氏は、医療や福祉、保育などケア労働を多く担う女性の低賃金や不安定雇用、DV被害などの解決のため、女性議員を増やす突破口を新潟2区から開く決意を述べました。

 演説を聞いた新潟市中央区の女性(65)は「政府の再稼働への異常な動きが、新潟県民と野党共闘を恐れているからと知り、自信を持って原発ゼロを訴えたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2021年4月15日より転載)