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補償狭める線引きやめよ・・熊本 さようなら原発集会

市街地を行進する(前列左2人目から)中島、馬奈木の両氏ら参加者=14日、熊本市

 「さようなら原発3・11くまもと集会」が14日、熊本市で開かれました。200人が「原発再稼働反対」などと示したプラカードを掲げ中心市街地を行進。「原発ゼロ・熊本の会」「平和運動センター」などでつくる実行委員会の主催です。集会は佐賀市でもオンライン中継されました。

 実行委員長の中島煕八郎・熊本県立大学名誉教授が「悲劇を繰り返さないためのたたかいを続けよう」と呼びかけました。

 講演では、いわき市民訴訟原告団の伊東達也団長が、「原発なくせ」の粘り強い国民的運動で「原発ゼロは必ず実現できるものと確信する」と強調。福島生業(なりわい)訴訟弁護団の馬奈木厳太郎事務局長は、原発被害について、加害者が決めた線引きで補償を狭めようとする構造は「水俣病と同じだ」と指摘し、原発事故など政府による災害の惨禍を繰り返さないために「主権者として政府の行為を変えていこう」と述べました。

 原発事故を期に関東から熊本に避難して10年になる50代の女性は「国と東京電力は、故郷や人生を奪ったことを忘れないでほしい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2021年3月17日より転載)