首都圏反原発連合(反原連)は12日、首相官邸前抗議を行いました。東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の発生から10年。いまだに事故収束の見通しもたたず、多くの人たちが故郷に帰ることできず、置き去りにされています。
原発ゼロは、圧倒的多数の世論となっています。そのなかで菅義偉政権はあくまで原発推進に固執。エネルギー基本計画の改定議論のなかでは、新増設・建て替えを求める議論も出ています。
反原連のメンバーは「菅政権は原発やめろ」「すべての原発、今すぐ廃炉」「再稼働反対」「福島の事故を忘れるな」とコール。
菅政権が「脱炭素」の名目で原発を進めようとしていることや汚染水の海洋放出の方針にも抗議しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、メンバーを中心に行いました。
(「しんぶん赤旗」2021年3月13日より転載)