「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」は5日、東京電力福島第1原発事故を契機に、2011年から取り組んでいる請願署名の第3次分43万2877人分を衆参両院議長と首相に提出しました。これまでの合計は881万1877人分となりました。
「さようなら原発1000万人署名」は、▽原発の新規建設の中止、既存原発の計画的廃炉▽高速増殖炉「もんじゅ」、核燃料再処理工場の廃棄▽省エネルギー・再生エネルギーを中心としたエネルギー政策への転換―を求めています。
提出集会には、呼びかけ人の鎌田慧氏らが参加。鎌田氏は、「署名には脱原発を求める国民の思いが込められている」と述べ、菅政権は原発ゼロに転換すべきだと訴えました。
(「しんぶん赤旗」2021年3月11日より転載)