首都圏反原発連合(反原連)は2月19日、首相官邸前抗議を行いました。
福島県沖を震源とする地震で、地震大国・日本に原発が存在する危険性が改めてあらわに。福島第1原発事故で千葉県に避難した住民らが損害賠償を求めた訴訟で同日、東京高裁が国と東電の責任を認定する判決を出しました。メンバーは「地震の国に原発いらない」「菅政権は原発やめろ」と訴えました。
菅政権が「脱炭素」の名の下に原発推進に固執する姿勢を批判。東電の柏崎刈羽原発(新潟県)のほか、関西電力の高浜原発(福井県)をはじめとする老朽原発の再稼働をやめて廃炉にすることなどを求めました。
この日の抗議は、新型コロナ感染拡大防止のため、メンバーのみで行いました。
(「しんぶん赤旗」2021年2月20日より転載)