原発に反対する福井県民会議は22日、美浜原発死傷事故の抗議集会を福井市の県教育センターで開き、約150人が参加しました。
集会は、事故で亡くなった方々への黙とうで始まりました。
小木曽美和子同会議事務局長が事故の概要と問題点について報告。安全を軽視した関西電力の姿勢を批判しました。続いて、高浜町の奥村藤次郎さんら四人が、原発立地の地元住民として発言しました。奥村さんは関電が高浜原発で実施をねらっているプルサーマル計画について「絶対に許すことはできない」と強調しました。
集会は関西電力への抗議文、経済産業大臣と知事に対する事故の原因究明と再発防止の要請文を採択しました。