女性議員の会
東北電力女川原子力発電所(宮城県女川町・石巻市)の再稼働をめぐり、超党派でつくる「女川原発再稼働ストップ!みやぎ女性議員有志の会」は12日、村井嘉浩知事に対し、再稼働中止を求めるアピールを提出しました。
23人の女性議員、元議員が参加し、代表して阿部律子女川町議(日本共産党)が、応対した遠藤信哉副知事に「私たちは女川原発の再稼働には反対します」と手渡しました。
阿部美紀子女川町議は「原発は必ず廃炉にします。再稼働を止め、原発のない社会をめざすべき」だと述べ、福田淑子美里町議(日本共産党)は「美里町は、町も議会も町民も再稼働反対です」と訴えました。
各地の女性議員は口々に、原発の安全性に強い不安を抱いている現状を伝えたり、実行性に欠けると避難計画の問題点を指摘したりし、「原発のない社会実現に全力で取り組む」などと決意を述べました。
同女性議員の会は、現職43人、元職19人の62人で構成し、現職は県内全女性議員89人の半数近くに上ります。提出には、日本共産党の、ふなやま由美衆院東北比例候補(元仙台市議)も参加しました。
(「しんぶん赤旗」2020年10月14日より転載)