若者たちを中心に構成する、脱原発グループ 「Twit NO Nukes 758(ツイートノーニュークス名古屋)」は11月24日、名古屋市内を「原発いらない」「子どもを守ろう」と声を響かせながら、120人の参加者らとデモ行進しました。1年半以上にわたり定期開催しているもので、9月に続く9回目。
代表の林晃佑さん(28)が、「原発がいやだと思っていても、目に見える形でないと伝わりません。アクションを起こして意思表示しよう。飛び入りで歩いてくれた人は今日の思いを広げてください」と呼びかけました。
メッセージボードや楽器を手にした参加者は、呼びかけに応じた飛び入りの若者らを隊列に迎えながら、繁華街を練り歩きました。沿道で手を振っていた若い女性2人組は、「テーマは重いのに雰囲気は明るくて楽しそう。原発やめようって、街中で叫ぶ人がいるなんてうれしくなった」と笑顔で話しました。
デモは初参加という20歳の男子学生は、「原発は一番弱い地方をお金で操って無理やり回しているもの。50基もあればどれが爆発してもおかしくない。今の政治は原発推進とか戦争とか、暴力的な政策であふれている気がする。もっと勉強したい」と語りました。