首都圏反原発連合(反原連)は11月29日、首相官邸前で原発に反対する抗議行動を行いました。東京電力福島第1原発の放射能汚染水流出が続いているのに、原発再稼働へ突き進む安倍晋三首相。2400人の参加者(主催者発表)は「原発いらない」「海を汚すな」「再稼働反対」と訴えました。
参加者たちは防寒着を着て「原発やめろ」「汚染水とめよ」「まずは福一(福島第1原発)事故の収束だろ」などと書いたプラカードを掲げて抗議しました。
官邸前で反原連のミサオ・レッドウルフさんが「ここにいる私たちは氷山の一角で、国民の7割以上が原発はいらないと思っている。秘密保護法案も同じだ。国民がこの国のあるじ。ただちに原発ゼロの政策転換を」と訴えました。
東京都江戸川区の男性(60)は「寒くなってきたけど、日本から原発がすべてなくなるまで、私たちは熱いままです。安全に使えもしないものを再稼働なんて絶対に許さない」と語りました。
初めて参加したという東京都杉並区の男性(48)は「原発をとめたくて来ました。政治はもっと国民の声を聞くべきだ」と話しました。
吉良氏スピーチ
日本共産党の吉良よし子参院議員は11月29日、首相官邸前抗議行動に参加し、国会正門前でスピーチしました。
吉良議員は、東京電力が柏崎刈羽原発の再稼働を計画していることに触れ「再稼働反対と事故への対応を求める私たちの声を無視する政府や東電は許せない」と批判。「原発ゼロの思いに応え、国民の命を守る政治に変えていこう」と語りました。
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