「原発事故から33年たったチェルノブイリでは立ち入りが厳しく規制され、福島では8年たっても収束の見通しもたっていない。原発のない安心、安全な北海道、日本を実現しよう」―。原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は8月26日、札幌駅前でリーフ「原発ゼロ基本法を実現しよう」を配布し、泊原発の再稼働の是非を問うシール投票を呼びかけました。
「電気は足りているから再稼働はしなくていい」と話す女性など、市民や観光客が次々と「反対」にシールを貼っていきました。
「原発ゼロは当然」と「反対」のシールを貼った青森県八戸市の男性(69)は「福島原発事故は人災。責任をとれない安倍政権と、電力会社に原発を動かす資格はない。再稼働せず今すぐ廃炉を決断すべきだ」と語りました。
道原発連の米谷道保代表委員、国民大運動道実行委員会の三上友衛代表委員(道労連議長)、日本共産党の畠山和也前衆院議員がマイクを握りました。
(「しんぶん赤旗」2019年8月29日より転載)