大分市の九州電力大分支社前で「原発いらない」のプラカードを掲げて抗議行動を続ける島田雅美さん(72)の「毎日スタンディング」が7月4日、8周年を迎えました。通算2897日目です。
この日は約10人が駆け付け、島田さんと並んでアピールしました。道行く市民から「お疲れさまです」「頑張ってくれてありがとう」などの声がかかります。島田さんは「たくさんの激励が寄せられるようになった。あきらめずに続けていくことが人や世論を前に動かすことにつながればいいです」と話しました。
九州電力は現在も玄海(佐賀)と川内(=せんだい=鹿児島)の両原発で3基を稼働させています。
島田さんは「国、電力会社の原発推進の姿勢に怒りは増すばかり。くしくも今日は参院選挙の公示日です。原発再稼働、原発輸出を進める安倍政治を止めるため、野党は結束して頑張ってほしい。期待しています」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2019年7月5日より転載)