福井選挙区の山田かずお野党統一候補(日本共産党公認)は7月6日、嶺南の敦賀市と美浜町を駆けめぐり、世界一の原発集中立地から原発ノーの声を上げようと訴えました。
山本きよ子、松宮まなぶ両敦賀市議、河本猛美浜町議とともに訴えました。
山田候補は、安倍首相の原発推進姿勢を批判し、「再稼働も、新増設もノーの審判を、この地から下そう。地域の自然環境に応じたエネルギー政策に転換して、福井県を再生可能エネルギーの先進地にしていこう」と強調しました。
その上で「敦賀はかつて、欧州への玄関として栄え、今も、その開かれた文化が残っている。原発がなくなってこそ、もともと地域が持っている魅力を存分に広げ、生かした産業、観光をつくっていくことができる」と力を込めました。
美浜町では、原発の下請け企業から「仕事があるなら、原発にこだわらない。廃炉作業でも仕事を受ける」などの声が上がっています。演説を聞いた美浜町の女性(85)は「原発はなくせるなら、それがいい」と語りました。
午後には、敦賀市の女性後援会の集いに参加。野党共闘で政治は変えられると訴えました。
(「しんぶん赤旗」2019年7月7日より転載)