首都圏反原発連合(反原連)は6月21日、首相官邸前抗議を行いました。集まった人びとは、国会で「原発ゼロ基本法案」を審議しようとしない自民党、公明党らに対して「国民の願いに背を向けるな」と訴えました。
首相官邸前では、18日深夜に山形県沖で発生した地震を心配する声が相次ぎました。ドラムの音にあわせて、「事故から学んで原発止めろ」「世界の流れは再生エネだ」「原発ゼロを実現しよう」「この夏止めよう」とコールしました。
国会正門前では参加者が次々と訴え。「子どもたちの未来に原発はいりません」「参院選で、原発のない社会をめざす議員をひとりでも多く国会に送ろう」と語りました。
川崎市から参加した村木正則さん(68)は「原発ゼロ基本法案の審議拒否を続ける自公は許せない」。地域で「脱原発 川崎宮前の会」をつくり、会長を務めています。「原発をなくす一番の方法は、参院選で国会を変えることだと思います」と語りました。
この日は、320人(主催者発表)が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2019年6月22日より転載)