首都圏反原発連合(反原連)は4月5日、首相官邸前抗議を行いました。統一地方選の前半戦が最終盤を迎えるなか、参加者は「地域の選挙から“原発いらない”の意思を示そう」と声をあげました。
首相官邸前と国会正門前では、コールとあわせ参加者がスピーチしました。
国会正門前でマイクを握った横浜市の男性は3月末で、東京電力福島第1原発事故の自主避難者への住宅家賃の補助が打ち切られたことを批判。「一人ひとりを大切にする政治家を多く生みだそう。地方から原発ゼロを求める流れを大きくしていこう」と呼びかけました。
この日、330人(主催者発表)が参加しました。
日本共産党の山添拓参院議員が国会正門前エリアでスピーチ。「原発は安い」「安全」というのは「偽装だ」と述べ、地方選挙でも「原発ゼロ」の意思を示そうと訴えました。
(「しんぶん赤旗」2019年4月6日より転載)