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COP24inポーランド 石炭業者と保険結ぶな・・火発抑制へNGOが運動 & ブラジルに「化石賞」・・次期大統領 パリ協定離脱示唆

COP24inポーランド 石炭業者と保険結ぶな・・火発抑制へNGOが運動

 【カトウィツェ(ポーランド南部)=岡本あゆ】カトウィツェで開かれている国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)で12月6日、NGOが、保険会社に対し、石炭関連事業者と保険契約しないよう求めました。

 環境団体「アンフレンド・コール」などは、アメリカや日本、オーストラリアの保険会社が、石炭関連事業と保険契約を結ぶことで、石炭火力の増加を助長していると指摘。

 アメリカから参加したパトリック・マックリーさんは、世界の平均気温上昇を1・5度未満に抑え、異常気象などを減らす「チャンスを逃しかねない」と批判しました。

 このほど欧州を中心に、大手の保険会社が石炭火力発電所の建設計画などの事業者と保険契約しない動きが生まれています。

 背景には、パリ協定の下、世界で環境規制が強まると見込まれるなかで、二酸化炭素の排出量が突出して多い石炭火力事業者と保険契約するのはリスクが大きいとの見方があります。

 石炭産業で知られるポーランドのクバ・ゴゴルスキさんは「石炭事業に保険契約しない動きは石炭企業の拡大計画をくじき、国内に再生可能エネルギーの根を広げている」と訴え、他の国の保険会社も、動きに続くべきだとしました。

(「しんぶん赤旗」2018年12月8日より転載)


COP24inポーランド ブラジルに「化石賞」・・次期大統領 パリ協定離脱示唆

 【カトウィツェ(ポーランド南部)=岡本あゆ】同地で開かれている国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)で12月5日、地球温暖化対策に後ろ向きな国に贈られる「今日の化石賞」がブラジルに授与されました。世界の環境NGOが参加する気候行動ネットワーク(CAN)が発表しました。

 受賞理由についてCANは、「ブラジルのトランプ」と呼ばれるボルソナロ次期大統領が温暖化対策のパリ協定は“自国の主権に反する”として離脱を示唆、来年のCOP25の自国開催を辞退すると通告したことなどをあげました。社会自由党の極右・ボルソナロ氏は、アマゾン先住民族の土地の開発規制を緩和すると主張。環境省の統廃合も公約していました(その後撤回)。

 授与式でCANの司会者は、同アラウジョ次期首相が“地球温暖化は共産主義者の陰謀”としていることを「国際社会の笑い者」と指摘。ブラジルからの参加者が、石炭の詰まったトロフィーを受け取りました。

(「しんぶん赤旗」2018年12月8日より転載)