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伊方廃炉へ6万人署名・・えひめ県民の会、県に提出

署名簿を県に提出する、大崎義治呼びかけ人代表=9月6日、松山市

 四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の廃炉を求め、愛媛県内で署名に取り組んできた「原発のない暮らしを求めるえひめ県民署名の会」は9月6日、中村時広知事に6万3731人分の署名を提出しました。

 署名は昨年5月から今年7月末まで集めました。全市町に署名呼びかけ人が生まれ、署名集中アクションが取り組まれました。

 呼びかけ人ら約30人が県議会議事堂で署名を提出。日本共産党の田中克彦、社民党の石川稔、逢坂節子、ネットワーク市民の窓の武井多佳子の各県議が同席しました。

 呼びかけ人代表の泉京子氏は「南海トラフや伊方原発沖の中央構造線による巨大地震が心配されています。事故が起きれば、瀬戸内海は汚染され、暮らしも産業も破壊されます。原発をなくして、自然エネルギーへの転換を進めてください」と訴えました。

 参加した一人ひとりが署名簿に込められた思いを伝え提出。担当者は「知事に伝える」と述べました。

(「しんぶん赤旗」2018年9月7日より転載)