首都圏反原発連合(反原連)は4月27日、首相官邸前抗議を行いました。配管から蒸気漏れを起こした玄海原発3号機(佐賀県)がフル稼働の状態になりました。危険をかえりみず原発に固執する安倍政権に、「安倍政権は原発やめろ」「玄海原発今すぐ止めろ」と声を突きつけました。
神奈川県湯河原町の男性(75)は「トラブルを起こした原発を動かそうなんてとんでもない。きっぱり原発をやめるべきです」と語りました。
国会正門前エリアでは参加者から「トルコでの原発計画が建設費の増大で行き詰まっている。再稼働とともに輸出もやめる時だ」「茨城県の東海第2原発はまさに首都圏の原発だ。私たちの行動で再稼働を必ず止めよう」と訴えました。
この日、700人(主催者発表)が参加。日本共産党の吉良よし子参院議員、藤野保史衆院議員が国会正門前エリアで「福島を切り捨て、命を粗末にする安倍政権を退陣させよう」(吉良氏)、「原発ゼロの政治決断を迫る世論をつくろう」(藤野氏)と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2018年4月28日より転載)