首都圏反原発連合(反原連)は4月13日、首相官邸前抗議を行いました。経済産業大臣が主催する有識者会議が、再生可能エネルギーの目標を示さず、原発を「主要な選択肢」とする提言案を公表。参加者は、原発に固執する安倍政権に対して「安倍はやめろ」「再稼働反対」と声をあげました。
東京都東久留米市の女性(65)は「原発事故で、故郷を奪われ帰れない人、家族も引き裂かれた人が大勢いる。事故も収束しない。それなのにまだ原発をすすめようなんてとんでもない」と憤りました。
国会正門前エリアでマイクを握った参加者は「今すぐ安倍政権を退陣させて、原発ゼロへ転換させよう」「うそ、ねつ造ばかりの安倍首相は原発でも“日本の原発は事故を起こさない”と対策をとらなかった。こんな政権は早く辞めさせよう」と訴えました。
この日、800人(主催者発表)が参加。日本共産党の山添拓参院議員が参加し、国会正門前でスピーチ。「安倍政権を退陣に追い込み、原発ゼロ・再生エネルギー推進の政治を実現しよう」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2018年4月14日より転載)