稼働止めて検査を・・神鋼不正で規制委に要求
神戸製鋼所のデータ改ざん問題を受けた調査で時間がかかるため関西電力大飯原発と九州電力玄海原発の再稼働を遅らせるという工程見直しについて、国際環境NGOのグリーンピースージャパンは12月1日、稼働中の関西電力高浜原発3、4号機、九州電力川内原発1、2号機について「動かし続ける正当性はどこにあるのか」と声明を発表しました。
声明は「両原発には膨大な量の神戸製鋼グループの製品が使用されているのに、どこにどのように使われているかは一部を除き不明だ」と指摘。原子力規制委員会に対し、電力会社に稼働中の原発を止めて検査させるよう求めています。
(しんぶん赤旗)2017年12月3日より転載)
伊方原発 差し止め判断13日・・即時抗告審で広島高裁
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の安全性は不十分だとして広島市などの住民4人が運転差し止めを求めた仮処分申請の即時抗告審で、広島高裁は12月1日、差し止めを認めるかどうかの決定を13日に出すことを住民側に通知しました。
広島地裁は3月、差し止め申請を却下し、住民側か即時抗告していました。伊方原発は瀬戸内海を挟み、広島市から約100キロの距離にあります。
(しんぶん赤旗)2017年12月3日より転載)