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原発ノーの声 無視するな・・反原連 官邸前抗議

「原発再稼働は反対」と訴える人たち=9月29日、首相官邸前

笠井氏が訴え

 首都圏反原発連合(反原連)は9月29日、首相官邸前抗議を行いました。解散・総選挙では、原発ゼロが大きな争点の一つに浮上しています。集まった参加者は口々に「原発ゼロの声をあげ続ける」と語り、太鼓のリズムに合わせて「原発止めろ」「再稼働やめろ」とコールしました。

 「次の世代が安心して暮らせる社会を残したい」。孫が9人いるという、埼玉県越谷市の飛山ますみさん(77)は話します。総選挙に向けてさまざまな情報が飛び交うなか、「私たちが黙っていてはいけません」と、夫と友人の3人で参加しました。

 同市に住む友人の女性(79)は、「安倍政権はもちろん、政党や政治家が市民の声を無視した行動をすることに腹が立っています。私はどんなことがあっても、原発ゼロ、憲法9条を守ってといい続けたい」。

 国会正門前ステージでは、日本共産党の笠井亮前衆院議員、山添拓参院議員、社民党の福島瑞穂参院議員、民進党の菅直人前衆院議員がスピーチしました。

 笠井氏は「安倍政権は、福島事故の検証もしないで再稼働を進めようとしているがとんでもない。今度の選挙で力を合わせて、こんな政治に退場の審判を下そう」と訴えました。

 この日は、700人(主催者発表)が参加しました。

(「しんぶん赤旗」2017年9月30日より転載)