首都圏反原発連合(反原連)は9月1日、首相官邸前抗議を行いました。九州電力と関西電力は、それぞれ玄海原発と大飯原発の再稼働計画を公表。安倍政権は世論に逆らって、原発再稼働に突き進む方針に固執しています。参加者は「玄海原発再稼働するな」「安倍晋三は原発やめろ」とコールしました。
仕事帰りに駆けつけた千葉県浦安市の男性(72)は「原発と人間が共存できないのは、福島での経験で明らかです。それなのに、安倍首相は、“原発事故は収束した”などと言って、原発の再稼働・輸出を進めている。とても許せない」と憤りました。
国会正門前エリアでは、参加者がマイクを握りました。
埼玉県から参加した男性は、「“自民が強い”といわれる茨城県で、知事選で市民と野党の共闘ができた。実現させたのは、私たち市民のたたかいだ。この輪をさらに広げ、政治を変え、原発のない日本を実現しよう」と呼びかけました。
この日は、700人(主催者発表)が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2017年9月2日より転載)