首都圏反原発連合(反原連)は8月18日、首相官邸前抗議を行いました。九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県)や関西電力大飯原発3、4号機(福井県)を再稼働させようとしている安倍晋三政権。参加者は「再稼働反対」「安倍晋三は原発やめろ」と声をあげました。
千葉県船橋市の男性(57)は「安倍政権は、国民の声を聞くことなく、玄海や大飯など原発の再稼働を推し進め、最終処理の問題も勝手に決めようとしている。核のゴミ処理の見通しもない。再稼働は絶対に止めたい」と語りました。
国会正門前エリアでは、参加者が「原発再稼働に反対する世論が広がり、新潟では市民の力で新しい知事を誕生させた。その原動力は、各地での抗議だ。原発推進の政治を変えるため、これからも行動していこう」などと訴えました。
この日は、700人(主催者発表)が参加。日本共産党の山添拓参院議員が国会正門前エリアで「核のおそろしさを一番わかっている日本国民が声を上げ、ともに安倍政治を変え、核のない日本、世界を実現しよう」とスピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2017年8月19日より転載)