首都圏反原発連合(反原連)は12月16日夜、226回目の首相官邸前抗議を行いました。原発推進のために、廃炉や事故・賠償費用を国民に押し付ける仕組みづくりを狙う安倍晋三政権に、参加者は「再稼働やめろ」「安倍はやめろ」とコールしました。
東京都調布市の女性(71)は「『新電力』に廃炉など処理費用を負担させるのは論外です。原発に頼らない『新電力』を選択・利用している人たちの、将来原発を残したくないという願いを踏みにじるものです」と話しました。
同三鷹市の男性(70)は「親せきに1歳の子どもがいます。その子に恥ずかしくないよう、原発をなくすまで声をあげていきたい」と語りました。
750人(主催者発表)が参加。日本共産党の吉良よし子参院議員が国会正門前でスピーチし「一部の企業の利益のために国民の命、暮らしを犠牲にする政権を打倒するしかない」と訴えました。
反原連の首相官邸前抗議は、来週23日が今年最後となります。新年最初の行動は1月6日に行います。
(「しんぶん赤旗」2016年12月17日より転載)