原発再稼働反対、即時原発ゼロを求める金曜日行動が11月4日も各地で行われました。
シール投票で対話
■石川
北陸電力志賀原発(石川県志賀町)の廃炉を求める「どいね☆原発」の217回目の行動が金沢駅東口で行われました。
「原発ゼロ」「さよなら原発」と書いたのぼりを持ち、「原発いる、いらない」のシールアンケートを通行人に呼びかけました。
「福島から来た」と述べた男性は「いらない」に投票しました。
原発関係の仕事をしていたと言う大阪の男性は「地震列島の日本に原発は危険ですよ」。韓国から金沢の大学に留学中という2人組の女性は「韓国にも原発がある。福島の事故を報道で見た。原発はいやですね、怖いです」と語り「いらない」にシールを貼りました。
東京から観光に来た女性は「頑張ってください」と参加者に一声かけました。
反原発の声さらに
■新潟
「なくそう原発・新潟市民ネット」は、新潟駅前で203回目の金曜行動を行い、集会後、デモ行進しました。
集会では「柏崎市長選に竹内えいこさんが原発再稼働反対を訴えて立候補する。市の保健師として1年間福島への派遣勤務により被災地支援を経験している立派な人だ」と発言がありました。
柏崎の事務所にいってきた参加者は「ビラ配りをはじめいろいろやることはある。ぜひ事務所へ行ってほしい」と話しました。
日本共産党の渋谷明治県議は「ある自民党県議が『米山知事には泉田前知事の原発問題での姿勢こそ検証してもらって、何とか再稼働してもらいたい』と、とんでもないことを言っている。新潟県で2番目に大きな長岡市の新たな市長も原発再稼働反対の姿勢だ。ぜひ柏崎でも原発再稼働反対の市長を誕生させよう」と述べました。
再稼働推進に怒り
■福井
福井市では、関西電力地域共生本部前で、プラカードをかかげてスタンディングのアピールが行われました。
参加者からは、福島の放射能汚染の実態などを現地視察した報告があったほか、11月2日の県原子力安全専門委員会を傍聴した参加者からは「原子力規制委員会と関西電力が一体となって老朽原発の再稼働を推進しているように見える」との怒りを込めた発言がありました。
参加者らは声をそろえて「再稼働反対」と訴えました。
(「しんぶん」赤旗2016年11月6日より転載)