首都圏反原発連合(反原連)は10月14日、首相官邸前抗議を行いました。柏崎刈羽原発の再稼働が大争点の新潟県知事選は最終盤。参加者からは「再稼働を止めるため米山さん(隆一候補)を応援しよう」「再稼働を許さないという知事をみんなの声で実現しよう」という訴えが相次ぎました。
東京都文京区の女性(76)は「原発なしでも社会は十分まわっている。新潟など原発立地地域で声をあげている人と連帯して、ここで声をあげ、原発推進の政治を変えたい」と語りました。
千葉県流山市の男性(70)は「安倍首相は、“原発は安い”“環境にいい”“原発がないと電気が足りなくなる”などでたらめを言って再稼働しようとしている。原発をなくすには政治を変えるしかない。だから街頭で声をあげ続けたい」と話しました。
この日、800人(主催者発表)が参加。日本共産党の田村智子副委員長(参院議員)が国会正門前で「原発再稼働を許さない知事誕生へ野党も力を合わせてがんばる」とスピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2016年10月15日より転載)