首都圏反原発連合(反原連)は8月19日夜、首相官邸前抗議を行いました。稼働中の川内、伊方両原発に近接する地域で地震が相次ぐなか、鹿児島県の三反園訓知事が川内原発の停止を求めるなど、原発停止を求める声が広がっています。1000人(主催者発表)の参加者は「川内原発今すぐ止めろ」「地震の国に原発いらない」などとコールしました。
神奈川県茅ケ崎市の男性(74)は「毎日のように地震が起きている国で原発を動かしてはいけません。原発なくても電気は足りている。動かす必要はない。とにかく声をあげることが大事だと思うので、行動を続けていきます」と語りました。
「脱原発 次の大地震が来る前に」と書いたプラカードを手に参加したのは、東京都大田区の50歳代の女性です。「安倍政権は、福島原発事故などなかったかのように、原発を再稼働しています。今日も九州で地震が起きました。次の大地震が起きる前に、今すぐ原発の廃炉に踏み出すべきです」
日本共産党の田村智子参院議員がスピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2016年8月20日より転載)