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“泊原発なくても電気足りている”・・停止3年パレード/北海道

手作りのプラスターを掲げながらパレードする参加者たち=5月5日、札幌市
手作りのプラスターを掲げながらパレードする参加者たち=5月5日、札幌市

 泊原子力発電所(北海道泊村)の運転停止から丸3年となった5月5日、札幌市で「泊原発停止3周年記念パレード!」が行われました。

 親子連れや外国人など200人以上が参加し、アンパンマンの曲や「小さな世界」などをBGMに「再稼働反対」「子どもを守ろう」と唱和しながら中心街を行進しました。

 「原発NO!」の大型パペット(操り人形)を持つ人や「こどもの日」にちなみ、かぶとをかぶる子どもなど、思い思いにアピールする姿に多くの市民が注目しました。

 コールをした大島美和さん(39)は「安全じゃない原発を再稼働しないでほしい。高橋はるみ道知事は、泊の再稼働について明言しないけど、動かしたい気持ちがありありとわかる」と話しました。

 パレード前の集会では、自然エネルギーと泊原発を考える市民の会(Shut泊)の共同代表の小林善樹さんが「泊が停止して3年。道民は問題なく過ごしてきた。原発がなくても電気が足りるということを、これからも主張していきたい」と述べました。

(「しんぶん赤旗」2015年5月6日より転載)

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