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福井北部・豪雨被害 日本共産党が救援に懸命

福井県 被災地を激励する(右から)笠井亮元参院議員、木島日出夫前衆院議員、佐藤正雄県議会議員=19日、福井市春日
福井県 被災地を激励する(右から)笠井亮元参院議員、木島日出夫前衆院議員、佐藤正雄県議会議員=19日、福井市春日

十八日の豪雨で大きな被害を出した福井県。日本共産党福井県委員会は十八日、佐藤正雄党県副委員長(県議)を本部長として県対策本部を立ち上げ、見舞い、激励、調査などで各地を回りました。

十九日午前は鉄橋が流失したJR越美北線を管轄するJR西日本金沢支社越前大野鉄道部を訪問。復旧の見通しや代行バスの運行について状況をききました。

続いて美山町役場を訪問。役場前は泥が積もり、職員が泥まみれで清掃作業をしていました。転倒した車や地面が削られた駐車場も見られました。有塚達郎町長は「電気や水道などライフラインの一刻も早い復旧を求めている」と答えました。

午後は木島日出夫前衆院議員と笠井亮元参院議員が参加し、福井市の足羽川堤防決壊の現場状況を調査。被災した住民を激励しました。決壊部分と目と鼻の先に住む男性は「避難する時間がなく、自宅二階で耐えていた」と当時の恐ろしさを語っていました。

泥まみれで処分せざるをえない物を家から出していた女性は「何とか家から出したが、後の処分だけは何とかしてほしい」と言っていました。

 日本共産党の県対策本部は、福井市文京二の五の九、党県委員会内にあります。
 電話は0776(27)3800、ファクスは0776(27)3803


高橋衆院議員ら お見舞い、激励

福井市役所、福井県庁を訪問

日本共産党の高橋千鶴子衆院議員(衆院災害対策特別委員)は十九日、木島日出夫前衆院議員、笠井亮元参院議員らとともにお見舞いと激励のため福井市役所と県庁を訪れました。市役所では酒井哲夫市長と面会し、職員にも「ご尽力に敬意を表します。ともに力を合わせて困難を乗り越えましょう」と激励しました。県庁では新町浩治県民生活部危機対策幹から被害状況の報告を聞き、職員を激励しました。


 

災害救助法適用へ

集中豪雨に襲われた福井県北部は十九日、天候が回復し、被災現場では浸水した家屋からの汚泥の掃き出しや消毒など復旧作業が始まりました。福井県は、福井市や美山町など五市町への災害救助法の適用を決定。行方不明者の捜索や被災者の救援に力を注ぎます。

一時三万四千世帯に避難指示・勧告を出していた福井市は、十九日午後六時すぎ、すべての指示・勧告を解除。同七時現在で避難勧告が出ているのは、鯖江市など三市町の計二百二十七世帯に減りました。しかし、同五時現在で、福井市など五市町で千人弱の住民が依然、付近の学校や公民館に避難しています。

福井県災害対策本部によると、今回の豪雨による死者は三人、行方不明者は二人。家屋の被害は全壊三十九棟、半壊九十九棟、床上浸水三千二百三十七棟、床下浸水七千六百三十七棟と、計一万一千棟を超えました。また、福井市―美山間で足羽川に架かる七鉄橋のうち六つが流失したJR越美北線は全線で運休、復旧のめどが立っていません。北陸電力によると、午後六時現在で福井市など三市町の約七百五十戸で停電が続いています。

 

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