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川内再稼働反対いっせいに・・原発なくす全国連絡会

全国連絡会の訴えに応えて署名する男性(左)=6月13日、東京・新宿駅西口
全国連絡会の訴えに応えて署名する男性(左)=6月13日、東京・新宿駅西口

 原発をなくす全国連絡会は6月13日、川内原発再稼働反対の鹿児島県庁包囲行動に連帯し、東京・新宿駅西口で宣伝・署名行動を行いました。同連絡会が呼びかけた全国いっせい宣伝の一環です。

 全労連、日本民主青年同盟、新日本婦人の会、全日本民医連、自由法曹団、日本科学者会議など各団体代表がマイクを握りました。

 農民連の代表は福島から200キロメートル以上離れた千葉県船橋市のタケノコが昨年まで出荷停止だったとのべ、「東電福島第1原発事故は安全な農産物を作る農民の努力を一瞬で奪い去りました。まともに反省しない政府に原発を再稼働する資格も能力もありません」と訴えました。

 雷雨のなか、弁士の訴えに足を止め、「原発即時ゼロ」を求める署名に協力する人が相次ぎました。

 署名に駆け寄った菊池紫(すみれ)さん(38)=看護師、東京都新宿区=は、宮城県気仙沼市出身。家も職場も父親の漁船も津波で流され、再建のめどは立ちません。「宮城も福島も被災から立ち直っていないのに、原発再稼働にお金を使うなんておかしい」と語りました。

 川内原発から60キロメートルの鹿児島県錦江町に母親が1人暮らししていると話す川前洋一さん(60)=同新宿区=は「事故が起きない保証はなく、心配です」と話し、署名しました。

 日本共産党の笠井亮衆院議員は「再稼働反対の声を広げ、原発ゼロの日本をつくろう」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2014年6月14日より転載)

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