東京電力は5月18日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、汚染水漏れを起こした3号地下貯水槽と新たにつくられた地上のタンクをつなぐ経路の試験をし、水漏れがないことを確認、汚染水の移送を開始したと発表しました。
同原発では、今年初めから地下貯水槽に高濃度放射能汚染水の貯蔵を始めましたが、4月に1~3号貯水槽で水漏れが起き、地下貯水槽の使用をやめて汚染水を地上タンクヘ移送することを決めていました。3号貯水槽については、移送先がなかったため、G6エリアと呼ばれる場所に新たに地上タンクを設置しました。