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志賀原発、水位3メートル変動 津波高さ調査へ・・北陸電、取水槽説明を訂正

 石川県能登地方で起きた最大震度7の地震で、北陸電力は2日夜、志賀原発1、2号機(同県志賀町)の敷地内にある取水槽の水位が約3メートル変動していたと発表しました。同社は同日午前の説明では「有意な変動はなかった」としていましたが、訂正しました。

 取水槽は敷地前面海域から海水を約500メートル引き込んだトンネルの先にあり、3メートルの変動は敷地前面の津波高さを直接示すものではないといいます。北陸電は今後、同原発に到達した津波の高さを調査するとしています。

 北陸電によると、志賀原発は1、2号機とも2011年から停止中。敷地高さは約11メートルで、能登地方では一時大津波警報が発令されました。

 (時事)

(「しんぶん赤旗」2024年1月4日より転載)